インジケータについて
インジケータって何?
インジケータとはトレードに使う指標をわかりやすく見える化するものです。
つまりにテクニカルを視覚的に表現しているのがインジケータです。
いろいろな研究機関が膨大なデータをもとにチャートに表れる規則性を見つけたりした結果を視覚化したものです。
トレンドの強さや平均価格などを表現したりしているので、トレードの判断材料とされることが多いので
トレードをする上で必須といっても過言ではありません。
これらをうまく使いこなす事で勝率がグッと上昇しますので、どういった性質のものがあるか覚えて使いこなしましょう。
どんな種類があるの?
単純にインジケータといっても一つ一つ表されているものが異なります。
単純に過去の価格の平均値を表す線グラフであったり、
トレンドの強さや、買われすぎ、売られすぎがわかるものなど様々です。
さらに最近ではMT4や黒マチャート、トレーディングビューなど様々なチャートツールがあり、
これらに対してインジケータを設定することができます。
さらに代表的なものを組み合わせて表示するインジケータを個人で開発して配布している方がおられたりするので
いろいろ試してみるといいと思います。
ただし、一つだけ使ってエントリーするのは危険ですのでいろいろ組み合わせた上で規則性を見つけて、
エントリーの判断とするのがいいでしょう。
よく使われる代表的なインジケータには以下のようなものがあります。
MACD(移動平均収束拡散手法)
は短期の移動平均線と中・長期の移動平均線を組み合わせた形で表現されるグラフです。
線と棒の両方で表現されます。
現在上げ、下げ、どちらの方向に強く動いているのかわかります。
短期と長期の線が交差するゴールドクロス、デットクロスなどがよく売買に使われます。
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RSI(相対力指数)
RSI(相対力指数)は棒グラフで表されるインジケータです。
0~100の間で表現され、0に近いほど売られすぎ、100に近いほど買われすぎの状態を表します。
こちらも過去の数値を利用して相対的に表現されます。
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ボリンジャーバンド(BB)
ボリンジャーバンド(BB)は移動平均線をを利用してその上下にチャートの範囲を表示するインジケータです。
チャートがどの程度の範囲で動くかを表し、どこまで値段が上がるか?どこで反発するか?が大まかにわかります。
σと呼ばれる範囲があり、大きな数字の範囲ほど中に納まる確率が高くなります。
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ADX(平均方向性指数)
ADX(平均方向性指数)はトレンドの強さを表すインジケータです。
折れ線グラフで表現され数値が高くなるほどトレンドが強い状態を表します。
DIといわれるグラフも同時に使われる事が多く、これらは下げが強いか上に強いかを表現します。
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SMA(単純移動平均線)
SMA(単純移動平均線)は設定した期間の平均価格を結んだ折れ線グラフです。
大体いくらくらいの価格で遷移しているのかがわかり、移動平均線より上の場合は買われすぎ、下の場合は売られすぎ、といった様々な見方をされるのに使われます。
インジケータの中でも最も使われているインジケータではないでしょうか。似たようなものでEMAといわれるインジケータもあります。
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まとめ
代表的なものを紹介させていただきましたが、これだけでなくもっと複雑なインジケータもありますし、
紹介したものを複数個組み合わせて表現したり使われ方は様々です。
いろいろ組み合わせたり、過去のチャートを振り返りインジケータの規則性を見つけ、トレードの判断とするのが勝利への近道ですのでどんどん活用しましょう。